キューピクルは、地球温暖化を少しでも阻止できるよう企業活動に取り組んでいます。
(商用登録済、開発特許申請中)
2016年熊本地震が発生した際、多くの受電設備の復旧作業を手掛けたことで災害時の電力供給の重要さを再認識いたしました。
停電しても電気を確保できる設備として、再生可能エネルギーによる蓄電システムと高圧設備(キュービクル)の併用を目指して開発したものが『キューピクルハイブリッド』です。
『キューピクルハイブリッド』は、キュービクル筐体の上部に蓄電池を収納するボックスを設け、その天面に太陽光発電パネルを設置しております。本体内には双方向電源装置を搭載することで、昼間太陽光により発生した電力や、割安な深夜電力を蓄電し、停電時などの非常用電源として利用する仕組みです。電気料金が割高な昼間に放電すればピークシフトにも対応できます。
蓄電池には日産『リーフ』のリチウムイオン電池(容量24kw)を採用しているため、繰り返しの充放電、屋外設置にともなう気温変化など過酷な環境での耐久性に心配はありません。
既設キュービクルに『キューピクルハイブリッド』の機能を搭載することももちろん可能です。災害発生時にライフラインの重要な拠点となる公共施設やコンビニエンスストア、電力供給の停止が重大な影響を及ぼす工場といった事業所など、『キュービクルハイブリッド』は多岐にわたる場面で活躍を期待できます。