キューピクルは、地球温暖化を少しでも阻止できるよう企業活動に取り組んでいます。
省エネ、電気代ダウンに欠かせないもの。それがキュービクル(高圧受電設備)です。
発電所でつくられた電気は、50万ボルトを超える高圧送電線を通じて各地の変電所を中継し、それぞれの需要家に適した電圧に変圧されて送られています。一般のご家庭や小規模の事業所などでは「低圧電力供給契約」に基づき、電力会社のトランス(電柱に設置されている)により、100Vと200Vに変圧されて届けられています。
これに対し大きな電力を必要とする事業所、ビル、店舗などでは、電力会社のトランスを経由しない「高圧電力供給契約」により安定した電力を供給することができ、電気料金単価を安くすることが出来ます。
この「高圧受電」に必要な自家用設備が、キュービクル(高圧受電設備)です。
キュービクルは建物の用途や負荷状況等によって容量や条件が異なるため、需要家ごとの特注品となります。
つまり、キュービクルを導入することでその建物全体の電気料金単価を見直すことが出来るのです。
特注品が基本であるキュービクルは、ビルの改築、店舗の移設などの際には取り外され廃棄されることがほとんどでした。高圧受電設備は金属製の箱に収納されており、屋外設置では外箱が腐食するため、内部のトランスに何の異状がないにも関わらず処分されています。そんなキュービクルをなんとか有効に利用できないか、そう考えた弊社は内部トランスをすべてオーバーホール再生し、新品と同様の能力を保持させ、外箱や計器類などは新品に交換することで新品と遜色のない再生品を生み出すことに成功しました。
資源を無駄にしない、モノを大切にする、そしてエコに貢献できる。弊社ではこの再生製品を「キューピクル」と呼んでいます。
ビルをお持ちのオーナー様、大型店舗の建築をお考えの方など、たくさん電気を使う方々にとって電気代を少しでも抑えることは重要な課題です。
そのためには、どんなタイプのキュービクル(高圧受電設備)が必要なのかを知る必要があります。
弊社では、お客様の業態や建物の用途、規模などをお聞きし、最も効率的な高圧受電設備をコンサルティングいたします。また、弊社が製作しておりますキューピクル(再生高圧受電設備)を導入することで、初期投資としての設備価格を新品の約2/3程度に抑えることが出来ます。
下水道工事やトンネルのシールド推進工事などにはレンタル形式でご利用いただくことも可能であり、現在弊社の高圧受電設備はさまざまな業種のお客様に幅広くご使用いただいております。
導入にあたってのコンサルティングはもちろん、最適な設備の選定、オーダー品の製造、設置工事、さらには法定点検をはじめとする各種の保安管理業務、メンテナンス、修理まで一貫して当社で手掛けておりますので、安心してご使用いただけます。
中古品とは異なり、再生トランス以外は自社で設計・製造しておりますので、さまざまなニーズにお応えすることも可能です。しっかりと管理・メンテナンスすることで長い耐用年数と安定した電力の供給が確保できます。
24時間休まない高圧受電設備(キュービクル)は熟練した電気技術者によるメンテナンスが必要なのです。安心しておまかせください!